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螺鈿作家 池田君の紹介



春にブログで書きましたが、今度 楔は螺鈿作家さんとコラボしてペンを出します。
サンプルは春のイベントでお見せしたもので、この秋に作品、商品として完成させ販売いたします。

写真は螺鈿作家、池田君の作品のナツメです。
こんなか彼の経歴、こだわりを少し紹介いたします。

池田 晃将


1987 千葉県出身
2014 金沢美術工芸大学 工芸科 漆・木工コース卒業
2016 金沢美術工芸大学大学院 修士課程 修了
現在 金沢卯辰山工芸工房 研修者

展覧会
2018 Art Expo New York U.S
2018 「なつめ」しぶや黒田陶苑 東京
2018 第三回「翔ぶ鳥展」銀座一穂堂 東京
2017 「結晶する漆」—Essence of URUSHI— 日本橋三越 東京
2017 Asia art contemporary Hong Kong/Conrad Hong Kong HONGKONG
2017 Asia art contemporary Singapore/Suntec Exhibition Centre SINGAPORE
2016 「生新の時」輪島漆芸美術館 石川
2015 銀座三越 「金沢・能登・加賀展」musee 東京
2014 「Epoch Garden」金沢市問屋町スタジオ 石川
2014 次世代工芸展 招待出品 京都
2014 金屋町楽市 inさまのこ 出品 富山
2014 池田 晃将 漆展 ―極小の装飾―Café&gallery Musee 石川
2014 新宿伊勢丹本館5階 ウエストパーク Future of Art&Craft by Musee 東京

その他活動歴
2016 修了制作展 ベイスギャラリー大西利勝賞 金沢21世紀美術館 石川
2016 修了制作漆工奨学賞
2015 次世代工芸展 大賞 京都

技法


まず、素材の特徴をご説明します。
夜光貝:今回の螺鈿は全て奄美以南で採れる大型の巻貝の夜光貝を使用しています。
日本の伝統工芸品に使われるアワビ貝よりも色彩が鮮やかで、特に水色から緑色が強く輝く特徴を持っています。

続いて自身の技法の特性です。
薄貝技法:朝鮮〜琉球で発展。貝を0.2mm程の厚みに平たく研磨し、漆器の塗面に象嵌する技法

自分の場合は薄貝技法ではありますが、0.08mmの薄さに研磨します。(コピー用紙よりも薄い)貝そのものは白く見えるのですが、限りなく薄くすることで貼る塗面の黒を透かせ、彩色だけを際ださせています。繊細で落ち着いた輝きを放ちます。しかし0.08mmという薄さは、研ぎ出す際に消失するかしないかの限界の薄さですので非常に技術を要する技法です。おそらく自分よりも薄い螺鈿は国内にはほとんどないと思われます。
そして漆芸技法の「呂色仕上げ」という技法で仕上げています。
0.01mmの誤差もないように念入りに研ぎあげた漆下地に4、5回ほど漆を塗り重ね、螺鈿を丁寧に露出させ研いでいきます。だんだんと番手を上げ、#3000程に研いだのち、砥石の粉で磨きます。最後チタンの粉で手で磨き上げることで呂色仕上げとなります。(昔はチタンではなく鹿の角を粉状にしたものを使っていました。)


こんなこだわりを持って作家活動している若者です。
是非、池田君とのコラボの方、見て下さい。
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